漢字がにが手な子への、覚え方のコツ「10回書く」だけにしないための工夫
「同じ漢字を10回書かせているのに、次の日にはもう忘れている」。漢字の宿題をめぐる、よくあるお悩みです。じつは、ただ手を動かして書くだけだと、漢字はなかなか記おくに残りません。ここでは、書いて覚えるのが苦手な子にこそ試してほしい、覚え方のコツをまとめました。
「書く回数」より「思い出す回数」
記おくは、書いた回数ではなく、思い出した回数で強くなります。10回続けて書き写すより、1回書いて、少し時間をおいてから「さっきの漢字、もう一度書ける?」と思い出させる方が、ずっと定着します。
家でできるのは、たとえばこんな方法です。お手本を見て1回書いたら、お手本をかくして、何も見ずにもう1回書く。書けなかったら、またお手本を見る。この「かくして思い出す」をくり返すだけで、覚え方がぐっと効率的になります。
意味とセットで覚える
形だけを覚えようとすると、似た漢字がこんがらがります。おすすめは、その漢字を使った短い言葉とセットで覚えることです。
- 「橋」→ 川にかける「橋」、「歩道橋」
- 「箱」→ 「たから箱」「ゴミ箱」
- 「港」→ 船がとまる「港」、「みなと町」
言葉の中で覚えると、テストで「どんなときに使う漢字だっけ?」と思い出しやすくなります。ドリパパの国語テストの漢字問題も、この考え方から、ひらがなの言葉を漢字に直す形にしています。
部首やパーツに分けてみる
画数の多い漢字は、丸ごと覚えようとすると大変です。「へん」と「つくり」に分けて、パーツごとに声に出すと、覚えやすくなります。たとえば「時」なら「日(ひへん)に、寺(てら)」。「読」なら「言(ごんべん)に、売(うる)」。声に出しながら書くと、目・口・手の3つで覚えられます。
「まちがえた漢字」だけを集める
全部の漢字を平等に練習する必要はありません。できる漢字は飛ばして、まちがえた漢字だけをノートの1ページに集めましょう。「自分の苦手だけが並んだページ」ができると、そこを見直すだけで効率よく復習できます。テストで×がついた漢字こそ、一番の宝物です。
最後に——「きらいにさせない」が一番大事
漢字は、小学校の6年間でずっと付き合っていくものです。今日1つ覚えられなくても、あせらなくて大丈夫。「書けたね」「読めたね」を数多くかけて、漢字をきらいにさせないこと。それが、長い目で見て一番の近道です。ドリパパの国語テストは、物語を読んだ流れで漢字3問に取り組む形なので、「勉強させられている感」が少なく、楽しく続けられます。よければ無料で使ってみてください。